在宅勤務でいちばん「隣人トラブルの火種」になりやすいのが、Web会議の声漏れです。在宅勤務歴5年、防音グッズを45商品・累計¥90万円分、自腹で買いそろえてきた編集部Kが、実際の口コミとマイクテストの結果をもとに、賃貸でもできる声漏れ対策を整理していきます。

対策は大きく分けて「マイク側で拾う声を絞る(口に近づける/単一指向性マイクに替える)」「壁・窓から漏れる声を遮る(防音カーテン/吸音材/すきまテープ)」「自分の口の周りで反射を抑える(マスク型ボイスシールド)」の3方向。商品ジャンルでいうと、単一指向性マイク・防音カーテン・防音ボイスシールドの3つを軸に比較します。

マイク側のアプローチには、さらに3つの形状の選択肢があります。机にポンと置く「USBスピーカーフォン」(Anker PowerConf S330 など、¥9,000台)、口元マイク付きの「USBヘッドセット」(Jabra Evolve2 40 SE など、¥14,000台)、口の前に立てる「USB単一指向性マイク」(Razer Seiren V3 Mini など、¥6,000台)。1人専用の作業部屋ならスピーカーフォン、家族在宅ならノイキャンマイク搭載ヘッドセット、配信兼用なら単独マイク——というように作業環境で形状を選ぶのが失敗しないコツです。

もっとも費用対効果が高いのは、実は「マイク側を変える」こと。¥6,000〜14,000のUSBマイク/ヘッドセットに替えるだけで、PCの内蔵マイクで拾っていた周辺音が激減し、声を張らなくても相手に届くようになります。逆に「壁全体を防音工事する」「防音ブースを置く」は¥10万〜100万単位の投資が必要なので、まずは¥1万前後でできる対策から積み上げるのが王道です。

なお「声が外に漏れているか」を客観的に確認するには、家族や同居人に隣の部屋から聞いてもらうのが一番早い方法です。スマホの騒音計アプリでも目安にはなりますが、人の声は中音域(250〜2kHz)が壁を貫きやすいので、騒音計の数値(dB)だけでは判断できません。本カテゴリでは「実際に隣室で何が聞こえるか」ベースの口コミを優先して引用しています。

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